カラスも必死に巣を作り守る。 |
最近、うちのマンションの向かいの大きなお家の庭の木にカラスがせっせと巣を作り始めた。何処から見つけてきたんだ?と思うような針金やら枝っぽいモノをくわえては一旦近くの屋根や塀で辺りを伺ってから巣の場所へ飛んでいく。凄く忙しそうだ。 そのうち雛が孵って、子供を守るために凶暴化した親カラスにビクビクしながら外出しなくちゃいけないと思うとちょっと困ってしまうのだけど・・・。向こうも必死なのだから・・とも。 この間、図書館で何気なく(?)借りてきた「核の影を追って」という本。世界の各地で行われてきた核実験からスリーマイル原発事故、チェルノブイリ等の現状を取材したもの。 直接人間が感じる事のできない放射能の被爆。「隠された核被害」の多くが先住民に押しつけられて来たこと。そして、今尚続く核開発とその影にある核被害者の苦しみ。 「核時代」というキーワードをどこかで蔑ろにしていたのではないか?!と、反省しつつ、身を固めてしまうような内容に、これから日本はどうなってしまうのだろう・・・。正直、絶望的になってしまう。この本は、1996年に初版されている。15年経った今、どうだろう・・・。ココから日本は世界は立ち直れるのだろうか?あまりにも多くの犠牲を払いすぎている。 核の暴走は止まるのかしら?最終的に人間は生きていけるのかしら?強者だけが残るのかしら?弱肉強食は自然のルールなのかしら?でも、本当に強いモノは誰かしら? ここまで書いて、ふと以前「ホピの予言」が日本で出版され、ホピ族の人が日本に来て「メッセージ」と共に走ったことを思い出した。確か私が高校生の時だから15年前。友達とその集会にも足を運んだのを思い出した。 あれから15年・・・。 人には想像力がある。声なき声に耳を傾けることだってできる。 そう信じたい。 そう信じている。 (2011年 4月 13日 (水))
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フツフツと・・・ |
今日は朝から新聞を見るのも嫌な気分。(4度目の失望) 「民意とは金に回収されてしまった代物なのか?」とぼやきたくもなる。結果を分析すれば色々見えて来るんだろうけど・・・。 それでも・・・。 「立派な人間はどんな時でも平常心を失わない」と言うけれど、私は立派な人間では無いし、立派でなくていい。嫌なものはやっぱり嫌だし叫びたい時は叫んだっていいじゃないかと思う。 今年初めの公演をなぜこの4月にしたのだろうか・・・。 しかし、踊るしか能の無い私は踊るしかない(苦笑) 公演を決めた時は、「淡々と自分の踊りに向かっていこう」と決意して、なぜかスッキリした気分で楽しみでもあったのだけど・・。 決意は変わっていないのだけど・・・。 溜まっていくエネルギーがパンパン。 いつも公演の前はナーバスになりがちなのだけど、それともちょっと違う。 日々、やりきれない思いを沈めるのにタイヘン(苦笑) それでも何かに支えられながら保っている。 とにかく、立とう。 相変わらず、お客さんの予約は少ないが・・・(笑) そんなことはもう慣れっこさ!(強がりを言ってごまかして・・笑) 久々に読み返している本。 ミヒャエル エンデ はまってしまった本 タゴール詩集 久々に聞いているCD オノ・ヨーコ 力をもらう絵 福祉園のカレンダー 今まで少しづつ溜めていった新聞に掲載された写真のスクラップブックと、今までの踊りメモを見返しながら・・・。 今回の舞台は即興なのです。 なるべく構えないように・・・と、心がけています(笑) そうするとなおさらフツフツ・・・(苦笑)ああ・・・。 どうなることやら・・・。 息抜き(?!)に見たDVD「巨匠とマルガリータ」は中々。 原作にはまった太田の買い物。本人は途中で寝てしまったので、私が最後まで堪能(笑)これはロシアでしかできませんね〜。ぶっ飛んでいて面白い。 先週、ソライロヤさんと打合せ。ソライロヤさんのアトリエ兼住居へお邪魔して来ました。今回はソライロヤさんことトンちゃんが衣装を提案、制作してくれます。ほぼ出来上がりの衣装を試着。シンプルで着心地が良い。そして・・・(本番を見てのお楽しみ) それにしても、トンちゃん宅の庭がステキでした。真ん中に木蓮の木があって、もう花は散りかけていたのだけど、私はあのちょっと茶色く枯れかけながら散る花も中々趣があって好き。夏にはセミがたくさん出てきて、枝にいっぱい抜け殻が残るらしい。(ステキ!)あまりの居心地のよさにのんびりくつろいでしまったのでした。 いよいよ、来週の木曜日に公演です。 ご来場、お待ちしております。 一人でも多くの方に足を運んで頂けると光栄です。 何も隠さずそのまま今の私の踊り。 お立会い、お願い致します。。。 (2011年 4月 11日 (月))
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