稽古
前日の稽古は、体が動かなかったが、今日は外の騒音が止んだときから、集中。
クラシックの曲を流す。
ブラームスは戦い(笑)。劇的過ぎてちょっと、肌に合わない。
ビバルディで、やっと動きがスムーズになった。
2005年 8月 28日 [日曜日]

稽古
疲れが出ているようで、体が重い。ぐったりしている。
あまり無理せず、軽いピアノ曲で体を解す。
2005年 8月 27日 [土曜日]

かか  

2005年 8月 20日 [土曜日]

水の舞台で踊る
水の舞台は行った事が無かった。水だと、ちゃぶ台は無理だなぁ。
どうしよう・・。
で、「上田みゆきちゃん」作戦。これは、私の中では、具体的に踊りを行う作業のこと。
まず、衣装はワンピース=少女時代。それに、夏なのでストローハットを用意する。髪の毛はみつ編みお下げ。相棒に、以前白州で踊った時の赤いワンピースを持っていってみることにした。
準備はこれだけ。後は、「水とまっすぐに向き合う」ということを肝に命じてみる。
当日、朝食を済ませてから、水の舞台へ下見。

そして、本番。
水の中に足を踏み入れる。「どうしよう・・」水をじっーと見つめる。手をかざす。赤いワンピースを振り上げる。「重い」もう一度。顔がひしゃげるぐらい重い。水は重い。
水につかっているワンピースに寄り添う。水の気持ちよさ・・。流れみたいなものに身を任せたくなる。水に顔を着ける。思ったより早くに息が苦しくなる。
帽子を脱ぐ。水に身を任せてみる。水に包まれる怖さと心地よさ。
ワンピースを拾い上げ、帽子を引きずる。キツイ。水の中ではすごく移動が大変だ。
引きずった帽子に水を汲み、上に上げながら歩く。
帽子から滴る水を凝視しながら・・・。
滴る水を見ながら、私の中で、先日テレビやラジオでやっていた広島の被爆者の特集が脳裏に浮かんでしまった。原爆が投下され、被爆した時に、水を求めて亡くなっていった人々。一滴の水。それを飲んで、死んでいった人。飲めずに死んでいった人。水を与えた人。与えられなかった人。その水が、この帽子から滴っているような気がした。
たまらなくなる。
数滴の水になって、私はそれを口に入れた。そして飲み込む。
水が身体を周っていく感覚。
そして、水面に仰向けになった。水に溶けていくような気がした。

踊りが終わって、ぼうっとしてしまった。
私の中では色々起こっていて、でも、それは水に誘われるように動いただけに過ぎない。不思議な体験だった。
(2005年 8月 18日 [木曜日])

出会い
前日のショウケースを見て、「イメージして作ったんです。」と、むつみさんから、コサージュをもらった。

感激!

昔、初めて大野さんの踊りを見たときに、あまりにも感動したので、踊っている大野さん人形を作って、プレゼントしようと思ったことがあったので、(結局、私のお裁縫の腕では太刀打ちできず、実現しなかった。)すごくすごく、うれしかった。踊りはまだまだ・・だけど、この気持ちは忘れたくない!


道後から帰ってきたら、2日目に組んだMさんからメールがきていた。すごくうれしくて、何回も読み直した。

ワークショップ中、私に色々教えてくれたのは、皆さんの動きと、感性だった。私のほうが、お礼をしたい。

初心に返れる場があることに、感謝する3日間だった。
2005年 8月 14日 [日曜日]

ワークショップ&ショウケース
今日もワークでは見本。(でも、お手本ではないです。)

自分でも、イヤなのだが、動きがあざとい。分かりやすいように動いてしまったり、ちょっとわざと外したり・・・。そういうのが出来ちゃう辺りが、イヤラシィ。エイコさんも多分に気がついている。でも、さすが、エイコさん。一つ一つの言葉で、それをちゃんとカバーしつつ、伝えている。

この日は、一緒に組んだMさんに救われた。彼女はこういったスローな動きが苦手な人だった。でも、一生懸命、自分でゆっくり動こうとしていて、もがいている。正直な人。今まで積んできた型を振りほどこうと出来ない。力を一回抜いて(ブラブラさせたりして)チャレンジする。
その姿に、涙が出そうになったりした。


ショウケース。ちゃぶ台を持って、再び公民館へ。
準備をする。蛍光灯の下で踊る事になると思っていたが、山本さんが用意してきた、フロアスタンドと、演芸用(?)に舞台方向についていたハロゲンランプ?の首を動かしたら、ちゃんと照明らしくなり、空間が出来た。
エイコさんは布団カバーを縫い始める。楽しみだ。。

お客さんも集まってきて、ショウケースの始まり。
廊下で、衣装に着替える。エイコさんが「なんか、学校のダンスサークルみたいねぇ。。」(笑)

山本さんは、声楽をやってる学校の先生と赤い布に包まれながら、ワークショップでの動きを素に、薄暗がりの中踊る。途中から、歌声が入る。教会の中で踊っているような錯覚がした。女性らしい、ステキな踊りだ。踊りの作品は初めてという、声楽の彼女は歌いながら、山本さんとぴったり息が合っている。踊りだけでも、大変なのに、声まで・・。スゴイ。最後、彼女は歌う姿勢になって、本領発揮。空間に広がっていく・・。ああ、これを教会で見たらステキだろうな。でも、公民館で、その空気が伝わってくるのもいいなぁ。

私の出番。
ちょっと、空気を換えて。。ちゃぶ台を取り囲むように、お客さんに移動してもらう。そして、ちょっとだけ、ちゃぶ台の話なんかをしてみた。でも、話すのは苦手だったんだ(笑)。しかも、踊る前に、こうやって話をするのは始めてかも(!)「・・まぁまぁ・・そんな感じで・・じゃぁ、踊ります。」
集中できるか不安もあったが、なんとか、スッと入る事が出来た。
20分。いつもより、短いので、どうしても早く動いてしまう。ちゃぶ台ダンス「ダイジェスト版」??(笑)

小休止で、佐野さんがオカリナを披露。

エイコさん。「Death Poem」
セミの声。布団に横たわる身体。ゆっくりと動いていく。
病床の聲。儚くて、でも力強くて・・。胸にズシッとくる。そして、ふわぁっと溶けた。
久しぶりに見た、エイコさんの踊り。感激。

終わってから、演劇をやっているという男性が、ちゃぶ台ダンスの感想で「太田省吾の「水の駅」をイメージした・・」みたいなことを言っていた。今度、調べてみよう・・。

無事、ショウケースが終了。山本さんと山本さんの旦那さん、お疲れ様でした。


その後、町へ繰り出して「飲み会」
色んな話をした。その中で、一番印象的だったのが、山本さんの「幼い頃、穴からキューッと出てくる夢をよく見たけど、きっと、自分が生まれてくる時の記憶だと思う。。」という話。
それを聞いて、後で思い出したのだが、私も、幼い頃、熱が出ると必ず見ていた夢がある。
「金網のような網目。銀紙を丸めた小さい玉をかみ締めているような何ともいえない感覚で、力が入っているような、入らないような・・。で、針で目を突かれる様な光を額に感じて苦しくなる。身体全体が、重く苦しくなる。」そこで、大抵目が覚める。
当時は、感覚過ぎて、どうやってこの夢を説明していいか分からなかった。そして、大きくなってからは、この夢を見ることはなくなったので、ずっと忘れていたのだ。もしかして、産まれてきた時の記憶なのかもしれない。
2005年 8月 13日 [土曜日]

エイコさんデリシャスワークショップ
道後の公民館での、ワークショップ。実に、一年ぶりのエイコさんのワークショップ。
いきなり、見本をやらされる。(えええっ・・・!そんな・・・エイコさーん。)端で、眺めているのは許されないらしい。(うう・・厳しいです。出戻りとしては・・)
でも、ちゃんと体は覚えてるんですね。動き始めると、ペースが分かってくる。
初めて、参加する人が多く、初めは皆戸惑っていたりするのかな?と思ったのだけど、さすが・・・皆さん、海綿のように吸収して、楽しみ始めた。

ゆっくりと、止まらない動き。
寝ているようで、起きているようで・・時間がゆっくりと流れていく。

ペアになって、動く。
なんとっ!私は中学生(13歳!)と組んだ。実に、20歳の歳の差!
しかも、この子はすごい。しっかりと、ぐうたら感を心得ていて、自然と溶け込んでいる。
恥ずかしながら、私のほうがこの子に、腕枕されて、包まれるような感覚になってしまった。
若さって、ステキだ!(オヤジみたいな自分が不安。苦笑)
(2005年 8月 12日 [金曜日])

稽古
初っ端から、大きく動いたりした。
暑くて、汗がダラダラ出る。

後半、音に合わせて動く。外側を反応させるような・・そうすると、振付っぽくなってしまう。でも、稽古では、色々やってみる方がいい。ちょっと違う感じも、チャレンジしておかないと、自分の動きが小さくなってしまうような気がするから・・・。

たまに、ふざけた動きが出てくる。
疲れていくと、そうなっていくようだ。でも、自分でも楽しくなっちゃって、また、頭が切り替わる。
もっともっと、長く踊り続けるとどうなるんだろう・・・今度試してみよう。
2005年 8月 7日 [日曜日]

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