稽古 |
![]() いつもは、本番に踊りに合わせて?音も照明もその場で出してもらっているのだが、今回はいつもとは勝手が違うので、私にしては、かなりちゃんと(?)構成を組み立てている。 音制作の太田は当日ブースに入らないので、ツマミの調整まで考えながら作ってくれた。 後は・・・踊りです。。。はい。 今日は、始めから音を流して、約45分踊ってみた。 不安だったのだけど、集中して踊ることができた。 踊りながら、また違うイメージが沸沸出てくる。 豆から意識が離れて、足や手に力が入っていった。 手の中の豆は、ふやけてしまうだろうという位、汗が滲んでいた。 (2006年 9月 30日 [土曜日])
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稽古から・・・ |
![]() たまに、ちょぼんがバリ舞踊の稽古をしにやってくる。私は公演に向けての稽古で沸沸としながら動いている横で、サロンを巻いて鏡に向かって、ちょぼんが忙しそうに踊っている。けっこう笑える光景。ちょぼんがかけるガムラン音楽で踊ってみたりすると、違う視点が見えて面白かったりして、それなりに楽しんでやったりもしている。 「踏みはずし」に向けて。 ちゃぶ台無しで踊ることになったので、フロアで体を動かす。始めは音を掛けたりしながら、お腹の下辺りから下半身や上半身に意識を移していく。徐々に踊りにつながって行く。 踊っていたら、自然と右手をお椀形にして、何かを運んでいる?ようにしながら踊っていた。「何か・・・豆だ。」なんだかふっと湧いてきたのだ。 そんなわけで、今回のタイトル「一粒の豆」になった。 稽古のたびに、その「豆」は、様々に形を変えながら、私の体の中に存在することになる。糧だったり、重荷だったり、大切なものだったり・・・。そのたびに踊りがどんどん変化していく。 これをどうやって、一つの作品にまとめよう・・。 試行錯誤は続く・・・。 (写真は、ちょっとやり過ぎ・・・で却下になった(苦笑)) (2006年 9月 23日 [土曜日])
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10月の公演に向けて。 |
![]() 一つは6日(金)、「シアター・バビロンの流れのほとりにて」でやる「踏みはずしvol.4」 以前、小屋に下見に行ってきました。 南北線「王子神谷駅」から、徒歩12分と、ちょっと遠いのですが、いい劇場です。行ってみて、俄然やる気が出ています。 下見の様子は、蟲のページの「蟲通信」に載せてあります。 今回は、久々にちゃぶ台を使わないで踊ります。 只今、頭の中で「豆」と共にぐるぐると、思案中。 そして、もう一つは次の日の7日(土)、「ちゃぶ台ダンスin大倉山記念公園」 毎月、大倉山で踊っている小野さんの「ゆふつづ抄」にとても感銘を受け、今回、私も参加させてもらうことに。小野さんは舞踏ダンサーでもあり、大倉山でアトリエを開いてるステキな人です。(小野さんのアトリエのブログです→アトリエブランゆふつづ抄)先日、小野さんと大倉山公園にロケハン。蚊と戦いながら(見事に頭のてっぺんを刺された・・涙)場所を決めてきました。夕方の木漏れ日がとてもステキです。当日も晴れることを祈りつつ・・・。 この2つの公演に向けて、稽古に励んでいます。 ちゃぶ台無しの踊りと、ちゃぶ台初の野外での踊り。 どちらも、新しい発見が多いと思います。 真面目にコツコツとしか踊れない私ですが、一つ一つ取りこぼしているものを拾いながら、進んで行きたいと思っています。 一人でも、多くの方に足を運んでいただけるといいなぁ。 (2006年 9月 10日 [日曜日])
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小野さん@大倉山 |
![]() セミの音が響く林の中で小野さんは踊っていた。 この会を始めたばかりの頃と踊りが変化してきたなぁと思う。なんだろう・・立ち向かい方というか、何かふっと表に出る感じを時々見せる。大きな動きではないのだけど、手をすっと出すときや、顔が開く感じとか、自然の中に、自分を委ねるというか、飛び込むというか・・・。面白い瞬間。 毎回、日没に掛けての時間に踊っている。 今回は、暗くなってきた頃に、セミの声がハタハタと止んでいって、虫の声に変化していく瞬間が感じ取れて、興味深かった。 ちょうど小野さんが地面に沈んでいくような動きの時だった。 野外で踊りを見る醍醐味。 (2006年 9月 2日 [土曜日])
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