稽古日誌 |
夜は国立稽古。 この日は珍しく田辺さんと組みました。 「離れないで踊ってみる?」の姉さんからの提案で、久々のコンタクトインプロ的な感じでした。 中々、面白かった。 でも、小さい田辺さんを何回も潰しそうになるので(笑)細かい筋肉をたくさん使いました。 それにしても・・・ 「姉さん、足の裏を爪立てて掴むのは痛いですって〜(涙)」 結構、反則技で攻めてきますよ(笑) さすがです。。 (2009年 8月 30日 [日曜日])
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稽古日誌 |
「ひかりは・・・」の稽古の間、ちゃぶ台はお休みしていたので、この日の稽古から再びちゃぶ台スタートです。 「久しぶりだなぁ」と、ちゃぶ台に乗ってみたら・・・ 「あれ?」 なんだか妙にちゃぶ台が小さい。 別に私の体が大きくなったわけじゃないです。 そうです。安藤さんの絵は丸いですが、ちゃぶ台よりもはるかにデカイ。体が大きい空間で踊っている感覚になっているんです。 「またちゃぶ台サイズに動きを戻していかないとダメ?」 そう思いながらも、しばらくちゃぶ台の上で肩慣らしみたいに動いてみました。 どうやら、ちゃぶ台での居方が変わったみたいです。 公演1日目が終わった時に、なにか「この後、ちゃぶ台に戻るのも面白そう・・」と漠然と思ったのですが、ちゃぶ台ダンスの視点がちょっと変化しているような気がするのです。 「私にとってちゃぶ台とは?」 の問いが、何か違う角度から見えてきそうな・・・。 さて・・・ どうなるのでしょう。。。 午後は「お砂場の会」 明子さんと国江さん、太田と私の4人で・・・ ここでは、なんと言っても私の楽しみは音響(笑)踊りもしますが、他の人に音を出すのも凄く勉強になるし、面白いのです。 (2009年 8月 29日 [土曜日])
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国立稽古 |
![]() この日はなんと、春に秩父へ行ったメンバーでした。 公演翌日で、頭は空っぽですが、それがかえって変に力が入ってなくて良い感じに集中できたのです。 この日は、其々に集中して踊っていて、疲れよりも清々しさが残る稽古でした。 (2009年 8月 24日 [月曜日])
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ご来場ありがとうございました。 |
![]() 今回は各方面から、いろんな方にご来場いただき心から感謝。 初めての試みも多く、どうなるんだろうと期待と不安でいっぱいでしたが、良いスタッフに恵まれ無事に2日間終えたことが何よりもうれしいのです。踊り的には欲を言えば3日間欲しいところ(笑) それでも、今回テルプシコールで2日間公演できた事は本当に意味のあることでした。 終わってからすぐは相変わらず(?)落ち込んだり、自分でよく判らなくなっていて、どうにかなりそうでしたが(笑)やっとなんとか落ち着いてきました。 振り返ってみて、一言で言えば 「始めの一歩。やっと、ここから・・・に立てたような気がします。」 暗中模索、試行錯誤。七転八倒。ひたすら踊ってきて30年。 やっと何か「ここから・・」が踏めたような気がするのです。 まだまだ力不足ではありますが・・・・。 そして、 「踊りのために踊ろう」と決意したのです。 (2009年 8月 23日 [日曜日])
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稽古日誌 |
![]() 稽古場では、安藤さんの絵のサイズに合わせた紐を床に貼って稽古します。(写真は紐を貼ってるところ) 一回やるとヘトヘトです。2日分の踊りを踊るだけで集中力もマックスに・・・(笑)美術が無いだけに、難しい。本番よりも短い時間で終わってしまいます。 やっぱり、安藤さんの美術があっての今回の踊りなんだと強く感じるのです。 (2009年 8月 15日 [土曜日])
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照明下見 |
![]() この日は今回の作品初のテルプシ入り。安藤さんの絵がテルプシでどうなるのかドキドキしながら小屋入り。 絵を吊ってみると・・・ 「すごい!」秩父のアトリエで見るのとはまたちょっと違った迫力があり、興奮してしまったのか・・・・ 私、・・鼻血が出ました(笑) 鼻血なんて・・・何年振りでしょう。。。 しかも、今回は大きなお立ち台(?)があります。ちゃぶ台より遙かにデカイです。山仕事にアトリエ作りまで、何でもこなしてしまう安藤さん。実は先日転んで肋骨を骨折してしまったそうなのですが・・・サクサクと台を組み立てて作ってしまったのです。頭が下がります。 こんな大掛かりな舞台で踊る事にちょっとした緊張を感じたのでした。身が締まる思いです。 一人でも多くの人に見てもらえればいいのですが・・。 (2009年 8月 13日 [木曜日])
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首くくり再び |
![]() 先月見に行ってから、どうしても気になり、公演前で何かと追われているのだけれど、再び。 やっぱり、何か変わったのです。首を括りながらふわっと・・・そして、笑っているのです。その行為は植物的。漂っている。 夢中になって見入ってしまいました。 「タクゾウはここで産み落としているんだ。」 と、タクさんは終演後言っていました。 ここに立ち会えたことに奇跡を感じずにはいられない。 行くたびにそう思うのです。 (2009年 8月 12日 [水曜日])
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秩父合宿 3 |
![]() 深く深く探っていく作業です。 色んな踊り手と、様々な踊り方があると思いますが、私の場合は最近は全くの即興というよりは、作りこんで踊りこんで、本番に向かいます。本番のその瞬間にそれらをすべて忘れて踊るために。 作品を作りながら、安藤さんが昔書き溜めていたスケッチや作品を見せてくれました。 書かれた年を見ると私が生まれるずっと前のものもあり、膨大な量です。殆ど、表に出る事の無かった作品ばかりです。学生時代からタクシーの運転手時代から・・ その時の環境によって、大きさもスタイルも様々です。こうやって、順番に色々見ていくと、今の形になっていった過程が見えて、そしてすごく納得してしまったのです。 舞踊家は自分の歩んできたものを体に取り込み、積みながら踊りが変化してくる。 今の私の踊りも、モダンダンスがあり、コンテンポラリーがあり、ちゃぶ台があり・・・。段々動きがシンプルになってきた。そして・・・。踊りというのは、一生変化し続けるものだと思う。完成系は無いわけで・・・。 安藤さんは「自分にとっては、出来上がった作品よりも、その過程が大事だ。」と言っていました。そんな安藤さんの個展の際には必ず踊りが入るそうです。 其々に積んできたモノの饗宴(共演!)です。 心して立とうと覚悟を決めるのであります。 (2009年 8月 10日 [月曜日])
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秩父合宿 2 |
![]() 2日間同じ踊り?なんて、生ものですから全く同じにはなりません。でも、何か全く違う変化もあっていいかもと、一応考えてはいたのですが・・・。 実際に絵と踊っていると、自然と作品が出来てくるもので、2日間の違いがハッキリと出来ました。ふと、踊ってみたらそうなったんです。 「これはやってみると面白いかも・・」 稽古は倍になりましたが、体のバランス的にはしっくり来ます。 乞うご期待!(と、宣伝してみたり・・自分にプレッシャーかけてみたり・・・笑) (2009年 8月 9日 [日曜日])
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秩父合宿 |
![]() いつもの稽古場で、安藤さんの作品をイメージして、大体の構成は作っていたのですが、実際作品と踊ってみると、ズレというか、違うなぁというところが当然出てきます。何度も作品と踊りを往復しながら動きを探っていきます。 (2009年 8月 8日 [土曜日])
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小野さん@大倉山 |
![]() もう、一ヶ月空いただけで、「なんだかすごく久しぶりな気がする」と、いうくらい、日常的になっています(笑) この日は、ヨコハマの方で花火大会があって、行きの電車の中は浴衣姿の人がたくさん居ました。 ところで、こちらは・・・・ 一本だけ咲いている百合の花を枕に始まりましたが、そこにジッとしているわけではなく、スルッと抜け出て、動き回る小野さん。 日暮れと共に動きは静へ・・・。 とっ・・・。 今回は思いのほか短かったのであります。 もう少し、見たかった感が残りましたが、蚊との戦いも短時間でした(笑) それにしても・・・ 私、夏休みに入ったので、ちょっと弾け過ぎました。またまた反省でございます。。。 (2009年 8月 1日 [土曜日])
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